バルシューレ 3

今回は、本日の午前中に実施したバルシューレのプログラムについて、ご報告いたします。

本日のテーマは、「ボールをける」「順番を守る」です。

やり方(ボールキックリレー)

今回準備したもの・・・マット、缶×4本(水を入れて重くしたもの)、短い平均台(次のプレイヤーの待機場所及びゴール)、ボール(プラスチック製の小さめのボール)

1 いくつかのチームに分かれます。本日は2チーム3名ずつに分かれました。1チームあたり2~4名程度が適正人数であると思います。もう少し全体の人数が多ければ、実施方法を変更するか、チーム数を増やして調整します。

2 各チーム一斉に最初の順番のプレイヤーが赤いマットの上からボールを蹴り、目標物(今回は「缶」で実施)に当てようとします。

3 ボールが缶に当たった場合は、二つある手前の缶を奥の缶の向こう側にくっつけた状態で移動させます。その後、(当たらなかった場合も)ボールを自ら拾いに行き、次のプレイヤーに手渡します。こうして、ボールをけるプレイヤーをリレーしていき、ボールが当たれば缶が少しずつ向こうに進んでいきます。

4 これを繰り返して、先にゴール(向こう側の青または緑の短い平均台)に缶がたどり着いたほうが勝利とします。

5 手前に置いてある青と緑の平均台は、次のプレイヤーの待機場所です。

今回初めてボールを「ける」プログラムを実施しました。

何度かけっているうちに、コツをつかむ子、工夫している点をみんなに教える子、誰かが言った通りにやってみる子が出てきて、みんなでアドバイスをし合いながら盛り上がりました。⇒スタッフは蹴り方や意識することを指導しないことがミソです。

ボールキックリレーを二回戦おこなった後は、時間があったので、今度は缶を横並びに約50cmの間隔を空けて並べて、フットサルボールを使い、キックで缶に当てるというゲームをしました。一人2回ずつけりましたが、短い距離でも意外と当たりませんでした。

缶を狙った次は、同じように缶を並べ、今度は当たらないように缶と缶の間を狙ってけりました。すると不思議なことに、缶を狙った時より缶に当たっていました・・・

慣れないうちは、特にキックは難しいとは思います。今回のポイントとしては、①大きさや重さの違ったボールを使用したこと ②距離を変えたことです。

バルシューレのポイントは、楽しみながら何度も繰り返すということです。

今回も、勝負に負けても、うまくいかなくても、単純な動作ですので夢中になって何度も取り組むことができました。

次回もまた新しいプログラムを実施しようと考えています。ご家庭でも簡単にできますし、ルールをうまく設定すると、みんなで楽しんでできます。ぜひいろいろと工夫をして、試してみてください。